辛い痛み我慢してませんか?
毎月来る生理。鈍痛が続くと仕事も遊びも手につかなくなりますよね。痛みが強いな…と思った方はぜひ産婦人科へ行くことをおすすめします。
目次
- そもそも生理ってなに?
- 生理痛の原因
- ぜひ産婦人科へ
- さいごに
1. そもそも生理ってなに?
生理とは、不要になった子宮内膜が排出されることです。
女性の体は約1ヵ月に1回、赤ちゃんを作るための準備をします。卵巣から卵子を排出し、それに合わせて子宮内膜を厚くすることで、赤ちゃんが快適に過ごすふかふかベッドが完成です。
ところが、卵子が受精しなかった場合は準備したベッド(子宮内膜)がいらなくなるので、はがれて体外に排出されます。これが生理です。
2. 生理痛の原因
よく生理痛が重くてつらい…と、嘆いている方がいますよね。勉強や仕事が手につかないくらい痛む方もいます。
生理痛は、子宮内膜が剥がれ落ちていく際に子宮を収縮させているのですが、その時「プロスタグランジン」が分泌され、これが痛みのもとになっています。このプロスタグランジンがたくさん分泌されると収縮が強くなるとともに痛みも強くなります。
3. ぜひ産婦人科へ
生理痛の重さは人それぞれですが、元々そんなに痛くないのに徐々に痛みが増してるかも…と言う方は要注意です。
婦人科系の病気はなかなか気付きにくいため、将来特に子どもが欲しい方は定期的に検査することをおすすめします。
生理痛低減のため、低用量ピル(女性ホルモンの薬)を処方されることが多いと思いますが、飲むことでたくさんのメリットがあります。※個人差があります
- 生理痛の緩和
- 月経不順の改善
- 避妊
- 子宮内膜症の治療
- 卵巣がんや子宮体がんなどの予防
- ニキビができにくくなる
- 皮脂が出にくくなる
- おっぱいが大きくなる
低用量ピルを飲むことで女性ホルモンが増加するため、飲み始めはホルモンバランスの変化によって副作用を感じやすい時期になります。
- 軽い吐き気、眠気
- 下腹腹痛、不正出血
- 胸の張り
- むくみやすい、太りやすい
- うつ、落ち込みやすい
3ヶ月ほど飲み続けていくと、体が慣れてきて副作用は落ち着いていきますよ。
最後に
筆者は元々生理痛は軽いほうでしたが、徐々に重くなっていた生理痛を我慢していました。ある日下腹部に激痛が走り、急遽産婦人科へ行ったところ子宮内膜症と診断されました。普通の人より妊娠しにくいかもと言われた時はとてもショックをでしたね…。現在はピルを飲み続けていますが、痛みもほぼなくなり肌荒れは改善され、女性らしい美ボディになってきたので日々ルンルンです。
多少の痛みでも産婦人科にいくべき?と思う方がいるかもしれませんが、迷ったらとりあえず行ってみてくださいね。最後まで読んでいただきありがとうございました。